まちの研究

まちへの興味

住まいを設計しているかたわら、現在の住まいや建築に無いものを求め、数々のまちや集落等歩き回る。それが研究になるのかどうかは解らないが興味があった。見て回る都度に街や集落という集合体は室の延長であるように実感してくる。

特にイタリアの山岳都市と呼ばれるシエナ、サンジミアーノを見て以来、「まち」への見方が変わった。シエナのカンポ広場を最初目にした感動はいまでも忘れない。細い迷路状の路地より、けっして広くは無いのだけど思わず一枚貝(シェル型)をひっくり返したような擂り鉢状の広場に無意識のうちに座らされてしまうのである。その座らされた正面に、まちの顔である市庁舎が建っている。何故か勝手に家の玄関から客間に通された心境であった。同じ様な体験を今度は海洋都市ベネチアで体験する。またフィレンツェのミケランジェロ作のサン・ロレンツォ聖堂付属(図書館前室)では室内にも関わらず「まち」が感じられる奇妙な体験をする。これらの体験によりそれまで完全に建築と切り離していた「まち」を住まいの延長として見てしまう癖がつく。以後日本に帰ってからも「まち」に興味をもっていった。

下記にその当時・取材協力したものやその他、見て回った「まち」や建築を載せる。

上記のまち歩きのメンバーが集まって見学だけでは物足らず「ねずみうどん」というワークショップのユニットができる。下記にその活動を載せる。

「まちの研究」から生まれたもの